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水害等の災害時における感染症や食中毒の予防について

更新日:201807190844


市内で水害等の災害が発生した場合、河川の増水などにより浸水した地域においては、衛生環境が不良な状態となりやすく、細菌性の下痢症などの感染症や食中毒が発生するおそれがあります。
慢性的な疾患にかかっている人、高齢者、乳幼児は、特に注意してください。
また、水害の後片付け等で疲労が蓄積してくると身体の抵抗力も低下することもありますので、ご注意ください。

これらを予防するため、次のことに注意していただくようお願いします。

  1. こまめに手洗いを行ってください。特に用便の後や調理、食事をする場合には、十分手指等の汚れを落とすようにしてください。
  2. 汚水のかかった食器や調理器具等を使う場合は、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。そして、熱湯などの消毒をしてから使用してください。汚水のかかった食器棚や冷蔵庫なども汚れをきれいに拭き取りましょう。
  3. 浸水した井戸は安全を確認するまで飲用水としての使用を控えてください。やむを得ず飲用する場合は、必ず煮沸してください。
  4. 汚水のかかった食べ物や停電により保存温度が保てなかった食品は、廃棄してください。
  5. 食品は、できるだけ早く食べるようにし、残った場合は廃棄するようにしてください。 加熱して調理する食品は、中心部まで十分火を通しましょう。
  6. 吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状があった場合は、早めに医師の診察を受けてください。

消毒方法について

消毒薬の使用の際には、取り扱い説明書に従い、適切な濃度で使用しましょう。

参考:消毒方法の例(色々な濃度のものが市販されていますので希釈倍率には注意してください)
消毒対象 消毒薬 調整方法(例) 使用方法
手指 (後片付けなどで、汚染された箇所や土に触れた手指)
0.1%塩化ベンザルコニウム (逆性石けん)
10%塩化ベンザルコニウム10ミリリットルに水を加えて1リットルとする。
石けんで手の甲、手のひらから指の間などていねいに汚れを洗ったあと、流水で石けんをよく落とし(石けんが残っていると殺菌力が低下します。)、洗面器などに入れた消毒液に手首まで浸し、30 秒以上もみ洗いする。その後、乾いたタオルなどで、よくふき取る。タオルの共用は控える。
食器類
0.02%次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤でも可)
10%次亜塩素酸ナトリウム2ミリリットルに水を加えて1リットルとする。
食器等を水洗いした後、消毒液に5分以上浸し、自然乾燥させる。(家庭用塩素系漂白剤を用いた場合は、水ですすぐ。)熱湯消毒や煮沸消毒も有効。

消毒薬を取り扱う際には、皮膚や目にかからないように注意してください。
また、皮膚についた場合、水と石鹸でよく洗い流し、目に入った場合は、水で15 分以上洗い流し、医師の診察を受けてください。
使用する直前に希釈し、希釈濃度を守るとともに、他の消毒液や洗剤と混ぜないで使用してください。
ご心配なことがありましたら、久留米市保健所までご相談ください。

がれき撤去作業時の感染症予防について

  1. 作業中は、手袋をつけるなど、素肌を露出しないようにしましょう。
    がれきの中には、先のとがったもの、釘やとげの出ている木材など、けがをしやすいものが含まれ、細菌で汚染されています。破傷風菌は、傷口から体内に入り、全身の筋肉をけいれんさせ、呼吸を麻痺させることがあるため、けがをしないように注意が必要です。水や土で汚染された廃材を直接触ったり、釘を踏まないように、長袖、長ズボンの服装で、破れにくい丈夫な手袋や靴下、長靴を身につけてください。
  2. 作業中は、必ずマスクをつけましょう。
    健康な人には感染症を起こさない菌でも、避難生活で体力や免疫が低下していると病気を引き起こすことがあります。そのひとつであるレジオネラ菌は、土の中や川の水に生息しているため、舞い上がったほこりや飛び散った水が口から入らないように、マスクをすることが重要です。また、作業中は汚れた手で目や口を直接触らないようにしてください。
  3. 作業が終了したら、必ず手洗いをしましょう。
    作業が終了したら、手袋をはずし、石鹸と流水でよく手を洗ってください。どうしても手洗いの水がない場合には、ウエットティッシュなどで十分に汚れを落とし、アルコール消毒液を使いましょう。
  4. 作業中にけがをした場合は、すぐに手当し、必要に応じて病院を受診しましょう。
    ガラスでけがをしたり、とげが刺さったりした場合は、一旦作業を中止し、傷を流水でよく洗い、絆創膏などで保護しましょう。傷が深い場合や、とげが残ってしまったり、傷に泥が入り込んだ場合には、感染症にかかる恐れもあるため、早めに診療を受けましょう。
  5. 山林や雑木林の近くで作業するときは、マダニ等に注意しましょう。
    病原体を保有しているマダニ等に咬まれると、日本紅斑熱やツツガムシ病などの感染症にかかる可能性があります。長袖、長ズボン、手袋、帽子等を着用し、素肌の露出をしないようにしましょう。可能であれば、虫よけスプレーの使用が望まれます。マダニ等の多くは、人や動物に取りつくと、皮膚にしっかりと咬みつき、長時間吸血します。マダニに咬まれたあとに、発熱などの症状があった場合には、速やかに診療を受けましょう。

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