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ダニ媒介感染症に注意しましょう

更新日:201907101250


ダニ媒介感染症について

日本では、マダニに咬まれて感染する病気として知られているものに、日本紅斑熱、ライム病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎があります。特に、春から秋にかけてマダニの活動が活発になるため、注意しましょう。

2013年3月4日以降に届出られたSFTS症例の発症時期。春から秋に多い

SFTSによる死亡者数年次推移

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

SFTSウイルスに感染することにより引き起こされる病気で、平成25年1月に国内で初めて患者が確認されました。その後、複数の県において患者が確認されています。久留米市では、平成27年度に2件、平成30年5月に1件の患者が確認されています。
SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれた後、6日から2週間程度の潜伏期間を経て、発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状、リンパ節腫脹、出血症状を起こすことがあります。

ダニ媒介脳炎について

ダニ媒介脳炎は、ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染する疾患で、日本では北海道において発生が確認されています。
ダニ媒介脳炎は発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が出現し、髄膜脳炎に進展し死に至ることがあります。

マダニとは

マダニはマダニ科のダニ類の総称で、食品等に発生するコナダニ類や衣類や寝具に発生するヒョウヒダニ・ツメダニ類など、家庭内に生息するダニとは種類が異なります。
マダニ類は、比較的大型(吸血前で3ミリメートルから4ミリメートル)のダニで硬い外皮に覆われており、吸血すると10ミリメートルから15ミリメートルになります。なお、家庭内に生息するダニの多くは、0.5ミリメートル以下です。
日本でも全国的に分布しており、主に森林や草地等の屋外に生息していて、市街地でも見られることがあります。

感染経路

多くの場合、ウイルスや細菌を保有しているマダニに咬まれることにより感染します。
しかし、すべてのマダニがウイルスや細菌を保有しているわけではありません。国内ではこれまでに複数のマダニ種からSFTSウイルスの遺伝子が検出されていますが、保有率は5-15%程度とマダニの種類により違いがあります。

感染を予防するためには

マダニに咬まれないようにすることが重要です。
特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意しましょう。

マダニに咬まれたら

マダニに咬まれた直後は自覚症状がなく、気づかないことが多いといわれています。ただし、咬まれて2、3日するとそのマダニが吸血するためにサイズが大きくなり、局所の炎症が起こってきますので、痒みや違和感、灼熱感、軽度の痛みなどが約半数に生じます。しかし、1週間しても自覚症状がなく、気づかない人もいます。

医療機関の皆様へ

平成25年3月4日から重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が感染症法における届出対象疾患(4類感染症)となりました。
つきましては、次の届出基準にある臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見から重症熱性血小板減少症候群が疑われる場合等は、保健所(保健予防課 感染症チーム 電話番号:0942-30-9730)にご連絡ください。

「重症熱性血小板減少症候群(病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスであるものに限る。)の届出基準」このリンクは別ウィンドウで開きます

参考リンク

蚊・ダニに咬まれないための対策について 蚊並びにダニ媒介感染症予防啓発ポスター(厚生労働省)このリンクは別ウィンドウで開きます

山や草むらでの野外活動の際は、ダニに注意しましょう ダニ媒介感染症ポスター(厚生労働省)このリンクは別ウィンドウで開きます

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