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更新日:2022年01月24日 14時28分
新型コロナウイルス感染症対策に関する決議
新型コロナウイルス感染症は、世界各国に感染が拡大し、20万人以上の死者が報告され、世界経済も著しく停滞するなど、リーマンショック以上の景気後退が予測されている。
国は新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、令和2年4月7日に福岡県を含む7都府県に緊急事態宣言を発令したが、国内の感染者は依然として増加傾向にある。そのため、4月16日には全国を対象地域とした緊急事態宣言が発令され、事業活動の自粛、不要不急の外出や移動の自粛等が強く求められた。
本市においても感染予防の行動変容を広く呼びかけているが、集団による感染者が発生するなど、予断を許さない状況が続いている。
このような中、本日の臨時会に上程された令和2年度久留米市一般会計補正予算(第1号)については、長期化が想定される新型コロナウイルス感染症対策としては十分な対応とは言えず、特に経済活動等への支援は急務である。
よって、今後も引き続き速やかな対応ができるよう、市民生活に必要な補正予算の編成に万全の対策を講じるとともに、国や県に対して、感染症対策に必要となる幅広い財政支援を求めるものである。
また、感染者の急増に備え、万全の医療体制の構築を進めるとともに、国や県に対し検査・相談体制の強化を要請し、併せて、市に対しては、感染拡大を防ぐために多様な市民を対象とした行動変容を促す取組を強く求めるものである。
我々、久留米市議会としても、今後予測される事態に対する市民の生命や生活、経済活動を支援するための一助とするべく、本年度の議会費予算の一部を執行停止とするなど、身を切る覚悟で久留米市と共に全力で取り組むものである。
以上、決議する。
令和2年5月1日
久留米市議会