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毛染めによる皮膚障害に注意しましょう

更新日:201511131046


毛染めによる皮膚障害について

 毛染めは、髪の色を明るくしたり、白髪を黒く染めたりする等、年代や性別を問わず一般に広く行われています。その一方で、消費者庁の事故情報データバンクには毛染めによる皮膚障害の事例が毎年度200件程度が登録されています。

ヘアカラーリング剤について

 毛染めによる皮膚障害の多くは接触皮膚炎であり、その直接的な原因は、 ヘアカラーリング剤 と言われております。ヘアカラーリング剤の中でも 酸化染毛剤 が、特にアレルギー性接触皮膚炎を引き起こしやすいとされています。ヘアカラーリング剤は毛髪を染めるための製品の総称で、医薬部外品である染毛剤と化粧品である染毛料に分類することができます。

毛染めによって起こる疾患について

 毛染めによって起こる疾患は主に皮膚炎で、かぶれとも呼ばれます。また、皮膚炎だけではなく、まれにアナフィラキシーが起こることもあります。
 皮膚炎は原因となる物質の作用の違いによって、アレルギー性接触皮膚炎と、非アレルギーの刺激性接触皮膚炎の2つに分かれますが、症状が重い場合は外貌が著しく損なわれるため、身体的な苦痛だけでなく、精神的な苦痛を感じたり、仕事や日常生活に支障を来たすことがあります。

理容師・美容師の方へ

 ヘアカラーリング剤被害による症状の重篤化を防ぐためには、異常を感じた時に適切な対応をとることが重要です。そのためには、アレルギーのリスクについて消費者にも理解を深めてもらう必要がありますので、必要な情報を顧客に丁寧に説明することをお願いします。施術が適さない顧客に対しては代替案を提示するなど、幅広い知識や対処法を身に付けることで理解が得られやすくなることが考えられますので、酸化染毛剤やアレルギーの特性、施術の際の留意点、異常が起こった場合の対応策等を、日ごろより知識として確実に身に付け、それを実践するようにしてください。

消費者の方へ

 異常を感じても軽い症状だからとそのまま毛染めを続けていると、接触皮膚炎の症状が突然に悪化する場合があります。異常を感じたら、すぐに使用を中止し、医師の診察を受けるようにしましょう。また、使用前のセルフテストも重要です。ヘアカラーリングを実施する場合は、製品の外箱や使用説明書等をよく読んでから行うようにしましょう。

詳細

 消費者庁がまとめた報告書に詳しい内容が記載されていますので、そちらもご覧ください。

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