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子どもの定期予防接種

更新日:201604010004


 定期予防接種とは、法律で、ある年齢になったら接種することが望ましいと指定されている予防接種です。市内の受託医療機関で接種できます。医療機関によっては、接種できる曜日・時間が決まっていますので、あらかじめ電話で確認をしてください。
接種費用は定められた期間中であれば無料です。

予防接種を受ける前に、必ず「予防接種の注意」のページを読んで、納得してから受けましょう。

ヒブ

予防できる病気

 ヒブ(Hib)とは「インフルエンザ菌b型」という細菌の略称です。発見された当時はインフルエンザの原因と考えられていたためにこの名前がつけられましたが、実際は冬に流行するインフルエンザとは関係ありません。
 ヒブは、比較的ありふれた細菌ですが、まれに血液の中に入り、細菌性髄膜炎、敗血症、肺炎など、乳幼児の重篤な全身感染症を引き起こすことがあります。
 日本では、年間約1,000人の子どもが細菌性髄膜炎にかかっており、そのうち約6割がヒブによるものとされています。5歳になるまでに2,000人に1人がかかっていることになります。ヒブによる細菌性髄膜炎になると、約5%が死亡、約25%に発育障害(知能障害など)や聴力障害、てんかんなど重い後遺症が残ります。
 5歳未満の乳幼児がかかりやすく、特に生後3か月から2歳になるまではかかりやすいので注意が必要です。

対象者

接種日時点で、久留米市に住民登録のある生後2か月から4歳の方
(生後2か月になったら、早めに接種を開始しましょう。)

接種回数とスケジュール

接種開始年齢により、1から4回

ヒブワクチンの接種スケジュールです。

小児用肺炎球菌

予防できる病気

 子どもの細菌性髄膜炎や肺炎球菌が原因となる中耳炎や菌血症などについて予防効果があります。肺炎球菌は、多くの子どもの鼻やのどにいる菌で、体力や抵抗力が落ちたときなどに、細菌性髄膜炎や菌血症、肺炎など、いろいろな感染症を引き起こします。
 日本では、年間約1,000人の子どもが細菌性髄膜炎にかかっており、そのうち2から3割が肺炎球菌によるものとされています。肺炎球菌による細菌性髄膜炎にかかると、約10%が死亡し、30から40%に後遺症が残ります。ヒブによる細菌性髄膜炎に比べて、死亡と後遺症の比率が少し高くなります。

対象者

接種日時点で、久留米市に住民登録のある生後2か月から4歳の方
(生後2か月になったら、早めに接種を開始しましょう。)

接種回数とスケジュール

接種開始年齢により、1から4回

小児用肺炎球菌ワクチンの接種スケジュールです。

 平成25年11月1日より、小児用肺炎球菌のワクチンが、従来の7価ワクチン(沈降7価肺炎球菌結合型ワクチン)から、新たに6種類の肺炎球菌に対応する成分が追加された13価ワクチン(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)に変更されました。
 すでに7価ワクチンで接種を開始している場合は、残りの回数を13価ワクチンで接種します。
 平成25年10月までに、定められた回数の接種が終了した6歳未満の方については、13価ワクチンを1回追加で接種することで、新たな成分6種類に対する抗体が上昇するとされています。任意接種(費用は全額自己負担)となりますが、確実な予防のためには、接種が望ましいと考えられています。

四種混合・三種混合・不活化ポリオ・二種混合(三種混合2期)

予防できる病気

四種混合:ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ
三種混合:ジフテリア、百日せき、破傷風
不活化ポリオ:ポリオ
二種混合:ジフテリア、破傷風

対象者

接種日時点で、久留米市に住民登録のある次の方

接種回数とスケジュール

ポリオワクチンは、平成24年9月から生ワクチン(2回接種)から不活化ワクチン(4回接種)へ変更となっています。
ポリオとポリオワクチンの基礎知識(厚生労働省ホームページ)このリンクは別ウィンドウで開きます

四種混合、三種混合、不活化ポリオワクチンの接種スケジュールです。

BCG

予防できる病気

 BCGは結核の予防ワクチンです。結核とは、結核菌の飛沫核感染(空気感染)などによって感染し、主に肺に炎症を起こす病気です。初期症状は風邪とにており、微熱だけが続いたり、熱が出ずに急に手足が麻痺したり、元気がなくなったり、笑わなくなったりなどの症状が見られます。日本は先進国の中でも患者数が多い国で、乳幼児の場合、髄膜炎など重症になりやすく、後遺症が残ったり死亡する場合もあります。
 BCGを接種すると、乳幼児の結核発病率は、接種しなかった場合の4分の1となり、特に重症の結核の予防に大きな効果があることが証明されています。

対象者

接種日時点で、久留米市に住民登録のある1歳未満の方

接種回数とスケジュール

1回
(生後5から7か月で接種することをおすすめしています。)

MR(麻しん・風しん混合)

予防できる病気

麻しんや風しんにかかることを防ぐことができます。接種を受けたお子様のうち、95%以上が免疫を獲得することができます。

風しんについては、妊婦が妊娠早期にかかると、先天性風疹症候群と呼ばれる病気により心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った子どもが生まれる可能性が高くなります。

対象者

接種日時点で、久留米市に住民登録がある次の方

接種回数とスケジュール

3期及び4期の接種は、平成25年3月31日をもって終了しました。

日本脳炎

予防できる病気

 日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスの感染によっておこる中枢神経(脳や脊髄など)の疾患です。ヒトからヒトへの感染はなく、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖した後、そのブタを刺したコガタアカイエカなどがヒトを刺すことによって感染します。
 日本では、夏から秋(6から10月)にかけて、患者が発生します。特に九州地方は、感染者が発生しており、日本脳炎に対する備えが必要だといえます。

対象者

接種日時点で、久留米市に住民登録がある次の方

ただし、平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれで、1期・2期の接種が不足している方については、20歳未満までの間、残りの回数分の接種ができます。(特例対象者)
また、平成19年4月2日から平成21年10月1日生まれで、1期の対象年齢の間に3回の接種が不足している場合、2期の対象年齢の間に残りの回数分の接種ができます。

接種回数とスケジュール

対象者及び接種回数
対象者 望ましい時期 回数 間隔
1期初回 生後6か月から7歳5か月
3歳
2回
1週以上おいて(1~4週の間隔をあけるのが望ましい)
1期追加 生後6か月から7歳5か月
4歳
1回
1期初回(2回)終了後、6か月以上の間隔をおいて
(概ね1年あけるのが望ましい)
2期 9から12歳
小学校4年生(9歳)
1回
(1期追加終了後、概ね5年あけるのが望ましい)

対象者及び接種回数
接種した回数 今後の接種回数 間隔
0回
4回
1期:1週以上の間隔で2回、2回目終了後6か月以上の間隔をおいて1回(概ね1年あけるのが望ましい)
2期:9歳以上で1回(1期から1週以上おいて。概ね5年以上あけるのが望ましい)
1回
3回
1期:6日以上の間隔で2回
2期:9歳以上で1回(1期から1週以上おいて。概ね5年以上あけるのが望ましい)
2回
2回
6日以上の間隔で2回
(ただし、2回目(2期)は9歳以上で接種。概ね5年以上あけるのが望ましい)
3回
1回
2期:9歳以上で1回

日本脳炎の接種スケジュールです。

子宮頸がん予防

 子宮頸がん予防ワクチンの定期予防接種については、積極的な接種の勧奨を差し控えることとなりました。
 接種される際は、ワクチンの有効性とリスクを理解したうえで、接種を受けてください。

子宮頸がん予防ワクチン接種の積極的勧奨の差し控えについて

 子宮頸がん予防ワクチンについては、平成25年4月1日から、予防接種法に基づく予防接種(定期の予防接種)として実施していますが、平成25年6月14日に厚生労働省において開催された「平成25年度第2回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成25年度第2回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)」において、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛がヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン接種後に特異的に見られたことから、同副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされました。
 これを受けた厚生労働省の通知に従い、本市におきましても定期接種の中止ではなく、積極的な接種の勧奨を当面の間、差し控えることとなりました。

予防できる病気

 子宮頸がんは子宮の入り口(頸部)にできるがんで、子宮がん全体の70から80%を占めており、日本では年間約15,000人の女性が新たに子宮がんと診断されています。子宮頸がんのほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因となって発症することが解明されています。このウイルスは主に性交渉で感染し、女性の約8割が一度は感染するといわれています。感染しても大部分は自然に排除されますが、まれに持続的に感染することがあり、5年から10年以上を経て一部ががんの発症につながります。ウイルスに感染している可能性が低い10歳代前半にワクチンを接種することで、子宮頸がんの発症をより効果的に予防できます。

子宮頸がんの部位について説明した図です。

対象者

接種日時点で、久留米市に住民登録がある小学6年生から高校1年生に相当する年齢の女子

接種回数・スケジュール

3回
(標準的な接種年齢は中学1年生です。)

子宮頸がん予防ワクチンの接種スケジュールです。

 サーバリックス及びガーダシルどちらのワクチンも、高い確率で子宮頸がんの原因となるHPV16、18型のウイルスの感染を予防する効果があります。医療機関で相談のうえ、接種できる方を接種してください。
 なお、接種後に注射による痛みや心因性の反応等による失神が現れることがあります。失神による転倒を避けるため、接種後30分程度は安静にして様子を見るようにしましょう。

 水痘(みずぼうそう)

予防できる病気

 水痘は「みずぼうそう」とも言われ、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。
 健康な子どもの場合は、一般に軽症で済みますが、中には重症化し入院が必要になったり、死亡することもあります。また、成人では子どもと比較して、罹患した場合の致死率が高いことが報告されています。
 水痘は、毎年100万名程度の患者発生があり、4,000名が重症化あるいは合併症により入院し、10数名が水痘によって死亡しています。感染力の強い病気で5歳までに約80%の子どもが罹るといわれていますので、注意が必要です。

対象者

1歳から2歳までの方

接種回数・スケジュール

 3月以上の間隔をあけて2回接種
 望ましい接種としては、生後1歳から生後1歳3ヶ月までに1回目の接種を行い、2回目の接種は1回目終了後6月から12月に至るまでの間隔をおいて1回行う。

参考リンク

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